YAPCとは?
YAPCは"Yet Another Perl Conference"の略称です。元々アメリカのPerl Conferenceがルーツで、OSCON等の高い参加費を払わないと参加できないカンファレンスではなく、Perlに関係する人なら誰でも気兼ねなく参加できる「草の根活動」的なカンファレンスとしてはじまりました。
YAPCはYAPC::NA (北米)、YAPC::EU(欧州)、YAPC::SA(南米)などを含む世界各国で開催されています。草の根活動なので、特にこれらのイベントの運営を取り仕切る団体はおらず、YAPCを開催したい人が手を挙げて開催すればよい、という仕組みです。日本では2006年より宮川達彦氏などを中心に開催されており、2009年からは規模の増加に伴い、JPAが直接的・間接的に運営をサポートしています。
YAPC::Japan
JPAは「日本におけるPerlコミュニティを脈々と続くものとして盛り上げる」をミッションとして掲げ、活動を行っています。YAPC::Japanは東京だけではなく地方を巻き込む形でPerlを軸としたカンファレンスを盛り上げていきます。
- YAPC::Hiroshima 2024
- YAPC::Kyoto 2023
- YAPC::Japan::Online 2022
- Japan.pm 2021 - connpass
- YAPC::Kyoto 2020 (延期)
- YAPC::Nagoya::Tiny 2019 - connpass
- YAPC::Tokyo 2019
- YAPC::Okinawa 2018 ONNASON
- YAPC::Fukuoka 2017 HAKATA
- YAPC::Kansai 2017 OSAKA
- YAPC::Hokkaido 2016 SAPPORO
なお、YAPC::Japanは次の行動規範(Code of Conduct)に則って運営を行っています。
どんな人が参加するの?
YAPCはもちろんPerlのカンファレンスですのでPerlに興味のある人が参加する傾向が強いですが、YAPC::Asia Tokyoに限らず、YAPCは「講演を聞きに行くイベント」ではなく、「様々な技術者と直接交流するためのイベント」としての傾向が強く、カンファレンスというよりお祭り色が強いイベントと言えます。このため、参加者も実に多岐に渡り、Perlというくくりだけで判断すると良い意味で期待を裏切られるかもしれません。
これまでもPHP, Python, Haskell, Javascriptなどの他言語の発表の他、システムを運用するためのティップス、エンジニアのマネジメントなど、Perlは関わってくるものの、主題ではないトークが多数発表されてきました。
もしこれを読んでいるあなたがこれまで「YAPCは聞いたことあるけど、Perlを知らないと面白くないのでは?」と思っていたのであれば、是非一度参加をご検討ください。
スポンサー ・ ボランティア
YAPCは毎回多数のスポンサー・ボランティアの方々に支えられて運営がなりたっています。イベント開催の半年程度前からスポンサー及びボランティアの募集をYAPCのイベントサイト上で行いますので、興味がある方は是非ご連絡ください。
YAPC::Asia Tokyo
2006年より2015年までYAPC::Asia Tokyoを開催してきました。 YAPC::Asia Tokyoは毎年国内外から多数のゲストを招聘し、国際色豊かなカンファレンスであるだけでなく、参加人数でも世界最大のYAPCとして知られています。 YAPC::Asia Tokyoとしては、2015年に一旦開催を終了しています。